Telecom FreeTalk

再開＆お詫び No.90

　今日、久しぶりにケータイ Watchで連載の原稿が掲載された。前回、掲載されたのがA5406CAのレビューだから、約1カ月ぶり。もし、待ってくれている人が居たとしたら、ごめんなさい。

　実は、あの連載。気づいている人もいると思うけど、もう限界に来ていたんですね。元々のあの連載は約5Kバイト程度って約束だったんです。ところが、端末の高機能化が進む余り、チェックする項目が増え、最近では20Kバイトを超えることも珍しくなくなってきた。それと同時に、執筆に要する時間も増え、レビューが端末の発売ペースに追いつかなくなってしまった。ボクとしてはできるだけ読者のみなさんの役に立つ原稿を書きたいんだけど、時間的＆容量的な制限が限界に達し、連載を維持できなくなってきたわけです。もちろん、端末の価格が5万円オーバー（短期で機種変更するからね）という現状を考えると、原稿料だけじゃ赤字になってしまうっていうのもありますが……。

　そんなこともあって、リニューアル＆リフレッシュのために1カ月ほど、お休みをいただいたのです。別に、Vodafoneの一件があったから、ライターをやめたってわけじゃありません(笑)。編集担当と相談をしながら、少しでも読みやすく、役に立つ内容にしようと工夫してたわけです。まだ課題は残されているけど、ようやく何とかバランスの保てるレベルに近づいたという感じでしょうか。もちろん、今後も編集部といっしょに改良していくつもり。

　連載を書いていて悩ましいのは、読者のみなさんが求める方向性が分かれていること。詳しくは書かないけど、限られた容量の原稿ですべての読者のニーズに応えるのはハッキリ言って、かなり難しい。ただ、これが仕事である以上、やらなきゃいけないわけで、今後も何とか頑張って連載を維持していきたいと考えています。しばらくはやり残した端末のレビューがあるので、それらを順番に取り上げていくことになると思うけど、その辺は許してくださいな。

　しかしまあ、この個人的な赤字体質だけは、何とかしないとねぇ(笑)。かと言って、広告をもらうために、メーカーや事業者に媚びるような記事は書きたくないし（広告原稿は別として）、ケータイ Watchもそういうメディアになって欲しくない（なるわけないけど）。やっぱり、メディアを名乗る以上、中立かつ公平であるべきだし、ちゃんとバランスを保っていかないとね。まあ、そんなわけで、これからも頑張りますんで、応援のほど、よろしくお願いします。

2004/11/09

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