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CDMA 1X WIN  No.28
 先週、最も衝撃度が高かったケータイ関連ニュースと言えば、やっぱり、auのCDMA 1X WIN(CDMA 1X EV-DO)の定額サービス「EZフラット」でしょうな。EZwebとメールだけとは言え、月額4200円の定額で利用できるのは、ヘビーユーザーならずともうれしいところ。ボクも周りでも少しずつ話題になり始めています。

 この定額サービス。ボクにしてみれば、実はちょっと「やられたな」という感じなのです。なぜなら、以前からKDDIは事ある度に、「定額制は無理」とコメントしていて、ボクも「CDMA 1X EV-DOは準定額が限界」と捉えていたからです。それがいざフタを開けてみれば、ご存知の通り。

 「定額制は無理」と言っておきながら、実際には定額制を実現できたのは、メールやEZwebに限れば、自分たちでファイルサイズやトラフィックをコントロールできるからだそうです。「定額制は無理」と言っていたのはDDIポケットAirH"のような「何でも定額は無理」っていう意味なんだそうな。

 まあ、確かに言われてみりゃ、その通りだけど、ちょっと出し抜かれたというか、騙されたような気も……(笑)。ちなみに、そう感じている人は、結構、あちこちにいるもんで、発表会当日にはボクのところにも業界関係者からいくつか問い合わせがありました。

 ちなみに、今回のCDMA 1X WINのサービス開始に合わせ、テレビCMなどでは仲間由紀恵チャンに加え、妻夫木聡クンが起用されることになり、先日の記者会見でお披露目がありました。でも、個人的にauのテレビCMで気に入ってるのは、例の「さ、世代コータイ。」ってヤツですね。世代コータイで遅れを取ってしまう先輩に、松下由樹サンを起用したのがポイント。彼女のドラマなどでの役柄や20代後半〜30代前半の女性の捉え方を見ると、これほどピッタリの役者さんはいないという感じ。auもテレビCMがうまくなりましたね(笑)。
2003/10/27



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