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しっかりしてよ、ウィルコムさん! Part.2  No.144
 先週の金曜日に書いたウィルコムストアでのW-ZERO3の予約。到底、考えられないほど重く不安定ないサイトを48時間以上、無理やり運用し続け、12月14日出荷分を売り切ったとのことで、ひとまず終了。W-ZERO3を買おうと思ってたユーザーにとってはハッキリ言って、たいへんな迷惑でしたね。この一件に関し、あまり厳しいことを書いているニュースサイトはありませんでしたが、ケータイ Watchはきっちり取り上げて、最後にチクリと書いてました(参考記事)。

 その後、今日一日、13日から予約を再開するかどうかの情報が錯綜したんだけど、ここを読んでくれたのか、誰でも思いつくことなのか、結局、抽選方式で販売ということに落ち着きました(参考記事)。

 今回の一件で思ったこと。まず、最初にアクセスが殺到した時点で、いち早く予約受付は中止すべきでした。結局、週末も運用し続けたおかげで、W-ZERO3が欲しい人はひたすらウィルコムストアの画面と格闘するしかなかった。抽選販売という方法もわりと普通に思いつくことなので、さっさと表明すべきでした。

 ちなみに、余談ですが、W-ZERO3予約受付でサーバーが重くなっている間、ここで表示しているウィルコムのバナーもなかなか表示されませんでした。なぜって、バナーの画像データもおそらく同じサーバーに置いてあったからですね。アフィリエイトをやってる人たちにとっても迷惑だったわけです。この騒ぎの期間中、事情を知らない人がウィルコムストアで何か買おうと思ってたとしたら、ほとんどページをまともに開くことができず、諦めてしまったでしょう。もしかしたら、そういう人は二度とウィルコムストアにアクセスしてくれないかもしれません。

 今回の一件でウィルコムが商機を逃したのは自業自得なんだけど、ユーザーにこれだけ迷惑を掛けたわけだし、ブランドイメージを傷つけかねないほどの騒ぎだったと思って、会社としての姿勢を今一度、よく考えてみるべきでしょうね。せっかくいいサービスを提供して、注目される商品も発表して、アツいユーザーも応援してくれてるんだから、もうちょっとオトナの企業になって欲しいもんです。
2005/12/12



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